「ケッ、ケェーケッ」 沖縄の地鶏「チャーン」の美声を競う大会 「歌声も色合いもきれい」と喜ぶ親子

 沖縄の地鶏「チャーン」の美声を競う2024年沖縄チャーン大会(主催・県指定天然記念物チャーン保存委員会)が4日、沖縄県うるま市勝連南風原のあまわりパーク多目的広場で開かれた。

 会員13人が30羽のチャーンを展示。白、黒、五色、笹(ささ)、碁石などの鮮やかな羽色のチャーンの「ケッ、ケェーケッ」という伸びやかな鳴き声が爽やかな風に乗って響いた。

 西原町から訪れた仲村貢さん(43)、悠森さん(13)親子は「家では鶏を飼っているが、チャーンは初めて見た。歌声もきれい、色合いもきれい。飼ってみたい」と話していた。

 審査の結果、保存委員会会長の照屋林吉さん(嘉手納町)のチャーンが最優秀賞に輝いた。

 優秀賞は次の通り。(敬称略)

 高宮城実(沖縄市)▽嘉数宜隆(本部町)▽石川正雄(うるま市)▽安慶名盛政(沖縄市)▽古謝義和(うるま市)

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