チェルシーMFパルマー、プレミア年間若手選手賞を受賞! 今季最多タイの32得点関与

プレミアリーグは17日、2023-24シーズンの年間最優秀若手選手賞にチェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パルマーが選出されたことを発表した。

シーズン開始時に23歳以下の選手が対象となるプレミアリーグの年間最優秀若手選手賞は一般投票とフットボール専門家委員会の合算によって決められる。今季の最終候補にはパルマーを含め、MFフィル・フォーデンやFWアーリング・ハーランド(ともにマンチェスター・シティ)、FWアレクサンデル・イサク(ニューカッスル)、MFコビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド)、FWブカヨ・サカ(アーセナル)、DFウィリアン・サリバ(アーセナル)、DFデスティニー・ウドジェ(トッテナム)ら8名がノミネートされていたが、パルマーが自身初となる受賞を果たした。

昨夏に8歳から過ごしたマンチェスター・シティを離れ、チェルシーに加入した現在22歳のパルマーはここまで公式戦47試合出場で27ゴール14アシストをマーク。プレミアリーグでは33試合出場で22ゴール10アシストを記録し、リーグ最多タイとなる32得点関与を果たしている。

また、今月5日には22歳の誕生日を迎える1日前に、FWロビー・ファウラー氏(1994-95&1995-96)、FWクリス・サットン氏(1993-94)に次いで、21歳以下の選手でプレミアリーグの1シーズンで30得点以上に関与した史上3人目の選手になった。

さらには、ここまで本拠地『スタンフォード・ブリッジ』では史上初となる7戦連発を達成したほか、リーグ戦では16ゴールを挙げており、2006-07シーズンのFWディディエ・ドログバ氏、2009-10シーズンのMFフランク・ランパード氏が記録したクラブ最多記録に並んでいることから、最終節のボーンマス戦ではこの記録を更新する可能性も残している。

プレミアリーグの年間最優秀若手選手賞が導入された2019-20シーズン以降の歴代受賞者は以下の通り。

2019-20シーズン:トレント・アレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)
2020-21シーズン:フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
2021-22シーズン:フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
2022-23シーズン:アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
2023-24シーズン:コール・パルマー(チェルシー)

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