マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逃しても、同クラブは「魅力的なクラブ」であると主張した。
現在プレミアリーグの8位に位置するマンチェスター・ユナイテッドは、来シーズンのCLに出場できないことが決まっている。テン・ハフ監督はプレミアリーグ最終節ブライトン戦を前にした記者会見で、マンチェスター・ユナイテッドは依然として選手たちが移籍を望むクラブであると語った。イギリス『Sky Sports』が伝えている。
テン・ハフ監督はプレミアリーグ最終節とFAカップ決勝に向けて「ネガティブなシナリオは考えていない」と語り、「我々には(ヨーロッパリーグ出場の)チャンスがあり、それを達成するために努力する必要がある」とシーズンの残り2試合で結果を示したいと考えている。
来シーズンのCL出場権を逃したことで、今後の選手獲得に影響が出るのか問われたテン・ハフ監督は「どんな選手にとってもマンチェスター・ユナイテッドは非常に魅力的なクラブだ」と今シーズンの成績は補強に影響しないと考えているものの、「もちろん、最高のレベルでプレーしたいと思う」と語り、2025-26シーズンでのCL復帰を目指している。
またテン・ハフ監督は、マンチェスター・ユナイテッドを率いて2シーズン目となった今シーズンを次のように振り返った。
「実績のある経験豊富な選手とともに、チームの質を高めることのできる才能豊かな若い選手たちを育てることができたと思う。彼らを組み合わせることで、トップレベルで競争のできる強力なチームとなる。それはトップチーム相手に示してきたことでもある」
「我々には競争力のある優秀な選手がそろっている。結果を見ると、(改善したかというと)そうではないが、その背後に隠された理由はわかっている。チームには質の高い選手が多くいるし、その観点から言えばより良い状況にある」