大谷翔平・真美子夫人は高評価、ドジャース監督妻には絶賛 チャリティーイベントファッションを専門家が分析

※画像はロサンゼルス・ドジャースの公式インスタグラム『@dodgers』より

もはや、“まるでマンガ”な活躍を見せてくれているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)。そんな国民的スターを公私両面で支えていたのは水原一平元通訳(39)だった。その水原氏による約26億円にも及ぶ窃盗発覚からスタートした大谷選手の今季だが、誰もが予期しなかったトラブル展開にシーズン開始当初は、活躍を危ぶむ声も上がった。

しかし、蓋を開ければ大活躍。日本時間5月18日には今シーズン第13号となるホームランをかっ飛ばし、所属チームであるドジャースが戦うナ・リーグのホームラン争いで単独トップに。打率もトップで、打点も5位にランクする驚異的な成績で三冠王にまっしぐらなのだ。

スポーツ紙記者が語る。

「水原氏の巨額窃盗が発覚した直後は、全米メディアも交えて上へ下への大騒ぎ。それでも、騒動直前の今年2月に結婚を発表した真美子夫人(27)のサポートもあってか、徐々に調子を取り戻し、今では絶好調といった様子です。睡眠時間が確保できるようになったが大きいと大谷選手は話していましたね」

水原氏に代わる新たな私生活の右腕として、大谷選手に欠かせない存在となっている真美子夫人。そんな真美子夫人を伴って、大谷選手が公の場に姿を現したのは日本時間5月3日のことである。

「2人が姿を見せたのは、ドジャースタジアムで開催された“LAのため”のチャリティーイベントを謳うブルーダイヤモンド・ガラ。8回目の開催となる今年のゲストは、グラミー賞を4度受賞した経験もある歌手のエド・シーラン(33)でした。収益金はドジャース財団を通じて、地域の教育、医療、ホームレス問題などに寄付されます」(前同)

パーティーの主催者でもあるドジャース。そのチームの中心選手である大谷選手ともなれば、当然ながらパーティーでの一挙手一投足にも注目が集まる。

そんな注目の場に黒のスーツ姿で現れた大谷選手。かたわらに寄り添うように現れた真美子夫人が着用していたのは、腕の部分にシースルー素材の生地を使った、スーツドレスだった。凛とした美しさをLAの地で披露した真美子夫人。真美子夫人のパーティースタイルをファッションジャーナリストの高はし賀子氏が解説してくれた。

「『エリー・タハリ』というオフィス街で働くエリート女性が着るブランドのドレスをパーティーの場では着用していた真美子夫人ですが、サイズ感がピッタリ。選ばれた人だけが出席するチャリティーパーティーのような場で、サイズがあっていないドレスを着てしまうというのは、その場の雰囲気が読めない、社会常識がないとアメリカではみなされてしまいかねません。

特にMLBで最高年俸をもらう大谷選手の奥様がそのような、失態を犯すわけにはいかない。無難な着こなしだったと思います」(高はし氏)

■大谷翔平の「もうひと踏ん張り」に期待

およそ10万円とも報じられた真美子夫人のパーティードレス。パーティーの場で着用した黒というドレスカラーからも「真美子夫人の聡明さが伝わってきた」と前出の高はし氏は指摘する。

「パーティー慣れした他の選手の奥様方は、ブルーや白といった鮮やかなカラーを選んでいました。ただし、これはLA文化に浸ってパーティー慣れしているからこその着こなし。新参者である真美子夫人がチャレンジするような着こなしではありません。目立ちすぎず、主張しすぎずという意思が透けて見える日本人らしいお色選びだったと思います」(高はし氏)

一方、フィールド内での活躍とは対照的に「もうひと踏ん張り」が期待されるのは、「大谷選手のパーティーでの着こなし」と高はし氏は話す。

「どこかサイズ感があっていないスーツを着ていましたね。大谷選手はドイツの高級ブランドであるヒューゴ・ボスのアンバサダーを務めているほどですから、本来であれば仕立てたスーツを着ていてもおかしくない。真美子夫人とおそろいの黒スーツでパーティーに登場したのは良かったのですが、サイズ感がいま一つです。中心選手なので注目も集めますから、これからはオシャレにも気を配りたいところ」(前同)

そんなパーティーでさすがの貫禄を見せたと高はし氏が語るのは、チームを率いるデーブ・ロバーツ監督(51)の妻であるトリシア夫人だ。

「ダイアナ妃が80年代に好んで着用した、ギャラクシードレスと呼ばれるドレスと似た形の物を選んでいました。ご自身が青春を過ごした時代を意識したのでしょうか。体型にマッチしたスタイルでしたね」(同)

■ドジャース奥様軍団はファッションでも地元愛をアピール

他にもパーティー慣れしたドジャース奥様軍団の中には、地元愛を感じさせる服装でパーティーへと出席したメンバーも。

「クリス・テイラー外野手(33)やテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)の奥様は、15年にLAで誕生したブランド『カルトガイア』を着用していました。地元愛や地域を応援しようという気持ちを前面に感じさせる着こなしでしたね」(前出の高はし氏)

地元のブランドを着るのにも理由があるという。

「チャリティーイベントを主催するチームの主力選手の妻である以上、地元を支えようという思いをスタイルから表現するのは大切です。ファッション性もありながら、地元愛が表現できる地元のブランドの服を選ぶ姿勢からは、パーティー慣れしていると感じさせられます」(前同)

今後、大谷夫妻はどのようなスタイルでチャリティーパーティーへと出席するのが良いのだろうか。

「ジェイソン・ヘイワード外野手(34)は夫妻でおそろいのオーバーサイズスーツを着用して登場、オシャレでしたね。今後、大谷選手も真美子夫人とおそろいで浴衣や西陣織の和服姿で登場すれば、一目置かれるかもしれませんよ」(同)

フィールド内での活躍に注目が集まる大谷選手だが、ファッションセンスに磨きをかければ、フィールド外でも“SHOW TIME”が始まるかもしれない。

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