サウジ皇太子と米大統領補佐官、二国間協定やガザ問題を協議

[カイロ 19日 ロイター] - サウジアラビアのムハンマド皇太子と米国のサリバン大統領補佐官が会談し、安全保障などに関する二国間協定や、パレスチナ地区ガザにおける紛争などについて話し合ったと、サウジ国営通信が19日に報じた。

会談はサウジの都市ダーランで実施された。「おおむね確定しつつある両国間の戦略的合意案の準最終版」を巡り検討が行われたという。

両国は、米国による安全保障と民生用原子力に関する支援について協議している。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘勃発を受けて頓挫したサウジとイスラエルの関係正常化計画を再び軌道に乗せることを目指す、より広範囲な枠組みの一環。

会談では、イスラエル・パレスチナ問題について「2国家解決を実現するための信頼できる道筋」を見つけるとともに、ガザでの戦闘停止や、人道援助を促進する必要性についても話し合われた。

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