来季もシティで…グアルディオラ監督が4連覇迫るなかで続投意思示す

シティを率いるグアルディオラ監督[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督(53)が来季もチームを率いる意向を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

2016年夏にシティを指揮するようになってからイングランド国内で数々のタイトルを掴み、昨季のチャンピオンズリーグ(CL)ではついにクラブとして悲願の優勝に導いたグアルディオラ監督。シティとの契約は来季までだが、将来に巡って代表監督を視野に入れる発言をしたりとたびたび注目される。

そうして今季もいよいよクライマックスで、FAカップ決勝に勝ち進み、プレミアリーグでは前人未到の4連覇に王手。そのプレミアは19日にウェストハムをホームに迎え撃っての最終節を残すのみというなか、グアルディオラ監督が試合前会見で進退にも触れ、この夏に去るつもりなしを明確にしている。

「私には契約がある。来季もここにいたい」

また、「自身がシティを指揮し続け限り、他クラブも2番手であり続けるのでは?」との問いにも「それは違う。(勝ち点)差を見てくれ」ときっぱり否定した。

「毎シーズンのように20ポイント差をつけて優勝しているなら、『そうだ、私は天才だ。うまくやっている』と言うだろうが、そういうわけじゃない」

「我々が優勝したプレミアリーグでリバプールも優勝できたかもしれなかった。(今季は)アーセナルだって優勝の可能性がある」

「リバプールに対する私の意見は彼らが勝っていようが、そうじゃなかろうが、何も変わらずだ。勝者だけが称賛され、良い香りがするものだが、そうじゃない」

「ここ(最終節)に辿り着くまでに多大な頑張りがあった。今季のリバプールやアーセナルと同じように多くの取り組みがね。それは過去がどうとかではない」

「あらゆる部門で多くの取り組みが行われてきたんだ。そうじゃなければ、今の場所にいられない」

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