【移籍】モドリッチはレアル・マドリードと1年延長へ

仲介人が明かす。

6月で契約満了を迎えるスペイン1部レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(Luka Modric)だが、2024-25シーズンまで契約延長することが濃厚となったようだ。

今年9月に39歳になるモドリッチは今季、スタメンでの出場機会が激減。それでもセビージャFC戦(〇1-0)での決勝弾、FCバルセロナとのクラシコ(〇3-2)ではキャプテンマークをつけてフル出場し3-2の勝利に貢献するなど、ベテランだからこそできるチーム内のポジションを確立していった。結果、公式戦通算43試合・2得点・8アシストを記録している。

シーズン中にはカルロ・アンチェロッティ監督が、モドリッチにコーチとしての残留を要望したとの報道もあった。また、スーパースターであったモドリッチが、スタメンにこだわる気持ちも把握し、出場機会を求める、という選択肢にも理解を示していた。

『マルカ』はこれまでに、モドリッチサイドから1年契約延長の打診があったと報じてきた。そうしたなか、『Fichajes』によると、このほどモドリッチの仲介人が中東メディア『Kooora』の取材に応じて、「最も可能性が高いのは、彼があと1年契約を延長して、歴史を書き換えることだ」と語ったという。

近年のジネディーヌ・ジダン→アンチェロッティ体制のレアル・マドリードは、周囲の雑音に動じぬように、チームとしての結束や団結を重視してきた。その意味でも(もちろん戦力としても)、モドリッチの重要度は、誰もが実感している。

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まずレアル・マドリードはラ・リーガの残り2試合を戦い、そしてUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のボルシア・ドルトムントとのファイナルに集中する。

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