「魔法のようなものが待っている」エムバペが新天地に初めて言及! 感謝も口に「僕のキャリアはPSGで大きく飛躍した」

パリ・サンジェルマン退団を発表したキリアン・エムバペが、初めて移籍先について語った。ドイツ紙『Bild』が報じている。

25歳のフランス代表FWは、2017年にモナコからパリSGに加入以来、絶対エースとしてゴールを量産。その間、幾度となく移籍が取り沙汰されており、ついに決断を下した形だ。

新天地はレアル・マドリーが濃厚で、正式発表が待たれるなか、エムバペはフランスのテレビ番組『Quotidien』で自身の去就に言及。新たな挑戦への期待感を口にした。

「多くのものを失うだろうが、その一方で多くのものを得るだろう。嬉しいし、とても興奮している。何か魔法のようなものが僕を待っているんだ」

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エムバペはまた、パリでの日々を感慨深げに回想。クラブとサポーターに感謝を伝えた。

「パリは実に様々なことを象徴している。巨大なクラブ、ファンの愛。厳しいファンもいるし、ただ純粋に愛を示してくれるファンもいる。そしてもちろん、タイトルもある。僕のキャリアはPSGで大きく飛躍した。クラブには本当に大きな恩がある」

稀代のストライカーは、パリSGで数々のタイトル獲得に貢献。今季もすでにリーグ・アン制覇を決めているが、まだリヨンとのフランス・カップ決勝が残されており、最後にもう一度喜びを分かち合いたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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