クルセフスキがポステコグルー監督1年目を総括「いいものを築き上げた」終盤に失速も正しい方向に進んでいると主張

写真:ポステコグルー監督1年目を振り返ったクルセフスキ

トッテナムのスウェーデン代表MFデヤン・クルセフスキが、アンジェ・ポステコグルー監督1年目となったトッテナムの今シーズンを総括した。イギリス『Mirror』電子版が伝えている。

現地時間14日に行われたマンチェスター・シティ戦で0-2と敗れたトッテナムは、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得の望みが潰えた。現在5位に位置するトッテナムは、最終節でシェフィールド・ユナイテッドとの対戦が控えており、クルセフスキはいい形でシーズンを終えたいと考えている。

「プレミアリーグで簡単な試合はない。だから、いい試合をして、勝利できることを楽しみにしている。シーズンでもっと成し得たかったことを振り返ることはできるが、それは重要ではない。起こったことは変えられないし、いい試合も悪い試合もあった」

「今はただ前進あるのみだ。最終的に5位という現状は、当然の結果であり、もっと良くできると思う。でも今シーズンはいいものを築き上げた」

今シーズンのトッテナムは、11月には首位に立つなどプレミアリーグに旋風を巻き起こした。しかし勢いは続かず、シーズン終盤には4連敗を喫すると、ポステコグルー監督はマンチェスター・シティ戦後に「チームの土台が非常に脆弱」であると指摘した。しかし、クルセフスキはポステコグルー監督とともに正しい道を歩んでいると感じているようで次のように語った。

「人生で起きる良いことには時間がかかるものだ。一夜にして起こるは何もないし、1シーズンで起こることもない」

「良いことに焦点を当て、今シーズンの悪かった点から学び、前に進む。進み続けるしかない。決して集中力や冷静さを失わず、ベストを尽くす。そうすれば、自分たちにふさわしいものを手に入れることができるだろう」
 

トッテナムは、プレミアリーグ第38節シェフィールド・ユナイテッド戦を敵地ブラモール・レーンで戦う。試合は日本時間20日0時開始を予定している。

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