オリックス齋藤響介、6回途中無失点もプロ初勝利お預け…平野佳がセーブ失敗

◆ 4番手・マチャドが好リリーフでつなぐも…

オリックスの高卒2年目・齋藤響介投手(19)が19日、本拠地・京セラD大阪での楽天戦に先発登板。6回途中4安打無失点と好投したが、2点リードの9回に平野佳寿投手(40)が2点を失いプロ初勝利はお預けとなった。

立ち上がりは変化球の制球に苦しんだものの、球威を感じさせる直球を軸にフライアウトを量産。楽天打線に連打を許さず快調にゼロを重ねた。5回は3者凡退でゼロを刻み勝利投手の権利をゲット。6回にはこの日最速の152キロをマークした。

今季2度目の先発登板は5回2/3で83球を投じ、4安打無失点、4奪三振無四球の好投。援護したい打線は初回、4番・森の中犠飛で先制し、5回は2番・西川の右翼線適時二塁打で2点目を加えた。

救援陣は4番手のマチャドがイニングまたぎで力投し、中嶋監督は2点リードの9回に右肘の張りから復帰した平野を投入。しかし、日米通算250セーブに王手をかけている右腕は、先頭から連打を浴びるなど4安打を集中され試合を振り出しに戻された。これで齋藤のプロ初白星は消滅。平野の日米通算250セーブ達成もお預けとなった。

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