長谷部誠 E・フランクフルトでの現役ラストマッチでスーパースターに並ぶ偉業を達成

E・フランクフルトの長谷部誠(ロイター)

今季限りで現役引退を表明しているドイツ1部E・フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠(40)が、18日に行われたライプチヒ戦に途中出場し、ラストマッチを終えた。

長谷部は2―2で迎えた後半アディショナルタイムにMFセバスチャン・ローデとともに途中出場。チームは来季の欧州リーグ(EL)出場権を獲得した。

試合後には引退セレモニーが開催され、長谷部は「試合後のスタジアムの雰囲気は、チームメイト、スタッフ、全員が素晴らしかったです。私は自分のキャリアだけでなく、チームメイト、クラブ社員、全員のことを非常に誇りに思っています」と感慨深げに語った。

記念すべきラストマッチで偉業も達成した。

ドイツ紙「西ドイツ新聞」は「長谷部は10年間も忠実であり続けた。日本人選手はブンデスリーガ通算384試合に出場し、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)と並んでドイツサッカー1部で2番目に多く出場した外国人プロ選手となった」とスーパースターのレバンドフスキに並ぶ記録を達成した。

長谷部が名実ともにドイツでもレジェンドとなり、ピッチを去る。

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