昨季にプロボウルに選出されるも「まだ学び始めてすらいない」と感じるカウボーイズTEファーガソン

ダラス・カウボーイズのジェイク・ファーガソン【AP Photo/Sam Hodde】

2023年、ダラス・カウボーイズには輝きを放っていたスター選手がたくさんいた。

近年のポストシーズンで苦戦し、現在のオフシーズンに疑問を抱えているカウボーイズが2024年にそれらを乗り越えられるよう、期待されているスター選手もたくさんいる。

スターが集うカウボーイズで埋もれてしまっているのか、タイトエンド(TE)ジェイク・ファーガソンは昨季にプロボウルに選出されたにもかかわらず、より多く活躍したいと自ら手を挙げている。

『ESPN』のトッド・アーチャーによると、ファーガソンは「自分としては、まだ学び始めてすらいないと思っている。もっとうまくなりたいことはたくさんあるし、もっとうまくなれると分かっている。毎日、いろいろな試合を見ているし、今やっている練習でも、“よし、俺はもっとうまくなれる”と感じている」と話したという。

ジェイソン・ウィッテンが2017年シーズンに選ばれて以来、初めてプロボウルに選出されたカウボーイズのタイトエンドとなったファーガソンは、ダルトン・シュルツの離脱によってあいた穴を見事に埋めた。2023年シーズン、ファーガソンはレシーブ71回、761ヤード、タッチダウン5回を記録。新人時代の成績――レシーブ19回、174ヤード、タッチダウン2回――と比べ、大きな成長を遂げた。

選手の獲得をあまり行わず、静かなオフシーズンを過ごしたことで話題を集めたカウボーイズは、すでに在籍している選手にチームの向上を託そうとしている。それを引き受けるために自分自身を見つめているファーガソンは、次のように語った。

「このリーグで自己満足は禁物だ。進み続けないといけないし、向上し続けなきゃいけない。そうすることが俺の目標だ」

【RA】

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