ナウル政府観光局「グアム行きてぇ」→「誤投稿」を「お詫び」 もはや「様式美」、「このテンプレート嫌いじゃない」の声も

ハワイとオーストラリアの間にある小さな島国、ナウル共和国の政府観光局日本事務所の公式Xアカウントが2024年5月19日正午過ぎ、「誤投稿」があったとして「お詫び」した。アカウントのフォロワー数は48万を超えており、外国政府機関としては人気のアカウントだ。

「中の人につきましては、既にナウル完全洗脳強化教育が完了しました」

Xの「お詫び」は「本日、Twitter担当者が私用アカウントとの切り替えを誤り、ナウル観光ではなくグアム観光を推奨するような投稿を行っていたことが判明しました」という内容。

今後の対応について、「担当者には厳重注意をしました」としている。

同アカウントでは、同日10時過ぎに「ただちにグアム行きてぇ」との投稿があり、寄せられたリプライでもグアムへの思いを明かしていた。

グアムの画像には「ありがとうナウル島です グアム大学とかも綺麗ですよね」、「南洋諸島にはぜひ行って見たいものです」とする声には「南洋の方向はいいですよね」としていた。

「厳重注意」の「成果」なのか、謝罪後の投稿では「ナウルはとてもよいところなのでだいすきです」とナウル愛をつづっている。

「許されない行為です」との指摘に対しては、「中の人につきましては、既にナウル完全洗脳強化教育が完了しましたのでご安心ください」と説明していた。

23年には「ハワイ観光」推奨、「厳重注意」に

このアカウントでは、23年6月にも「ただちにハワイ行きてぇ」とポストし、やはり「厳重注意」されていた。こうした背景から、「このテンプレート嫌いじゃない」とする指摘も。こういった声に、「ナウルほど...」とダジャレで返信している。

「厳重注意」と穏やかならざるワードが含まれた謝罪投稿とは裏腹に、「中の人」の人となりが見える騒動を楽しむ声が相次いでいる。

「切り替え間違えたのも、厳重注意したのも同じ人説を推したいw」
「『ただちにグアムいきてぇ』からの謝罪 そしてすぐに『ナウルはとてもよいところなのでだいすきです』(棒読み感)の流れで何か巨大な力によって強烈な洗脳を受けた感あって好きですwwwww」

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