ソフトバンク、劇的サヨナラ勝ち 〝天敵〟降板後の9回に逆転 最後は近藤健介がサヨナラ打

9回1死一、二塁、近藤(手前右)のサヨナラ二塁打に歓喜するソフトバンクナイン(撮影・西田忠信)

◆ソフトバンク2×―1西武(19日、みずほペイペイドーム)

ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝ちを飾った。

ソフトバンクは初回に先制点を許すと、2回は1死から近藤健介が四球で出塁。2死一塁となり、一走の川村友斗が武内夏暉のけん制で刺された。3回も先頭の栗原が左前打で出塁したが、2死三塁の好機を生かせなかった。5回も先頭の近藤がヒットで出塁し、1死一、三塁とチャンスが広がったが、海野隆司のセーフティースクイズが失敗となり、続く2死二、三塁で三森大貴が打ち取られた。

打線は武内に8回まで無得点に封じられていたが、9回は先頭の周東佑京が右前打で出塁すると、完封目前だった武内がアクシデントで降板。周東が二盗を決めるなどで1死二塁となり、代わったアルバート・アブレイユから柳田悠岐が同点の右前適時打を放つと、なお1死一、二塁となり、近藤がサヨナラ打を放った。

チームは4連勝で、西武戦でのカード3連勝を達成した。

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