「エンドウをスタメンから外せ」遠藤航への無慈悲な批判に韓国メディアも驚き「日本の主将が株価暴落」「交代後の失点でも責められる」

昨夏にシュツットガルトからリバプールに加入した遠藤は、イングランドではほぼ無名の存在だったため、当初は懐疑的な目で見られていた。だが、昨年12月からは不動のアンカーとして君臨。攻守に奮闘し、小さくない貢献を果たしてきた。

ただ、シーズン終盤にきて、疲労もあってややパフォーマンスが低下。新シーズンに向けて、アンカーの補強が最優先との厳しい声も飛んでいる。

そんななか、韓国メディアもこうした状況に注目。『OSEN』は「不快な英国のメディアとリバプールのファン。エンドウはプレーする資格がない。スタメンから除外せよ」と見出しを打った記事を掲載。「日本代表の主将であるエンドウの株価が暴落している」と驚きをもって報じている。

同メディアは、2点のリードを終盤に追いつかれて3-3に終わった前節のアストン・ビラ戦について、こう言及している。

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「リバプール不振の原因としてエンドウが批判を受けている。エンドウは76分までプレーし、ドミニク・ソボスライと交代した。リバプールの失点はエンドウが交代した後に喫したが、それでもエンドウを責めている」

記事は、「『FOOTBALL FANCAST』は『リバプールが優勝するにはエンドウは解決策にならない。彼は誠実な選手だが、リバプールのレベルには足りない。彼は守備指標で全て上位30%外だ。相手の前進を阻止するエネルギーが不足している』と指摘した」と報道。こう続けている。

「ファンの反応はもっと激しい。リバプールファンは『エンドウは絶対的に役に立たない』『ポジションを先取りできず、ただ周りを歩き回るだけだ』『リバプールは10人で戦っているような気持ちだ』『エンドウは守備が弱すぎる』『エンドウが先発ではリバプールが優勝できない』と、ほとんどが先発外しを求めている」

そして、「英国のメディアは『リバプールはエンドウでアーセナルやマンチェスター・シティに勝つことはできない。MFの補強が必要だ』と露骨に指摘した」と綴っている。

もちろん、無慈悲な批判ばかりではなく、これまでの活躍を評価する声もあるのも忘れてはならない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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