「非常に腹立たしい」「がっかり」日本代表にストレートで完敗…ドイツ女子バレー主将が力の差に絶望!「ビッグチャンスを逃した」【ネーションズリーグ】

現地5月17日、パリ五輪出場を懸けたバレーボール・ネーションズリーグの1次リーグがトルコのアンタルヤで行なわれ、日本女子はドイツに3―0(25-21、25-15、25-22)でストレート勝ちし、開幕3連勝を飾った。

ドイツバレーボール連盟『Deutscher Volleyball-Verband』は、「アレクサンダー・ワイブル監督率いるチームは日本に0―3(21-25、15-25、22-25)で敗れた」とレポート。第1セットは我々がリードしていたが、最後は失点した。ドイツはこの挫折から立ち直れず、第2セットはあっさり日本に負けた。そして、第3セットでドイツは再び闘志を見せたが、最終的には敗北を認めざるを得なかった」と伝えている。

記事では、主将のレーナ・シュティグロートのコメントを紹介。「もっと高いレベルでプレーできると思っていたので、とてもがっかりしている。残念ながら、今日は日本のレベルについていくことができず、ビッグチャンスを逃してしまった」と語り、特に第1セットの敗戦は「非常に腹立たしい」とアウトサイドヒッターは悔やんだ。
さらに、ドイツのワイブル監督が明かしたコメントも掲載。「日本は、残酷と言ってもいいくらい調子を上げていて、どの試合も信じられないようなレベルでプレーしていることを我々は認識しなければならない」と日本の強さに驚きを隠せない様子を見せている。

試合後のインタビューで日本のエース古賀紗理那は「スタートはサイドアウトし合ってる感じでファーストボールのサイドアウトを相手に切られている状況が続いたんですけど、途中からサーブのところでパスをオフにすることができて。そこからこっちのオフェンスのテンポ、オフェンスのリズムを良くして点数を重ねていけたのが今日1セット目をしっかり勝ち切れてストレートで勝てた要因かなと思います」と振り返った。

構成●THE DIGEST編集部

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