初夏の味覚、鈴なりに 鹿沼でサクランボが収穫間近

収穫を控え、鈴なりに実ったサクランボ=19日午前11時35分、鹿沼市上日向

 鹿沼市上日向(ひなた)の農園「鹿沼ひざつきフルーツプラザ」で、初夏の味覚の一つ、サクランボが鈴なりに実った。収穫を間近に控え、準備作業が行われている。

 同農園はビニールハウス24棟で約15品種、500本を栽培。19日現在、わせ種の「香夏錦(こうかにしき)」「紅さやか」などが赤く実っている。この日は渡辺利夫(わたなべとしお)代表(78)が、咲き終わった花の花弁を取り除くなどの作業に汗を流していた。

 今週末に収穫、販売を始め、サクランボ狩りは6月10日からを予定している。渡辺さんは「3月の低温で温度管理が難しかったものの、例年並みの大きさで甘いサクランボとなった」と話していた。

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