ふわふわ・もちもちetc.東京で絶対食べるべき最新“モダン”どら焼き4選

誰もが知る定番の和菓子「どら焼き」。2枚の生地であんこを挟んだ日本を代表するお菓子です。現在ではクリームやバター、そして小麦粉を使わないグルテンフリーのものまで登場しています。そこで今回は、東京で食べるべき最新“モダン”どら焼きの魅力に迫ります。メレンゲを生地に入れたふわふわのどら焼きやスパイスが入ったものなど伝統を大事にしつつ、現代のエッセンスを吹きかけたおすすめのどらやきを紹介します。

<目次>
①土日祝だけ営業する和菓子屋「SISIRI」(恵比寿)のグルテンフリーのどら焼き
②ミシュラン一つ星の日本料理店が手がける「赤坂おぎ乃 和甘」(虎ノ門)のふわふわ生どら焼き
③従来のどら焼きの常識を変える「なか又 伊勢丹新宿店」(新宿三丁目)の“ふわふわ わぬき”
④散歩のお供にぴったりな「門仲どらやき どら山」(門前仲町)の日本一ふかふかなどら焼き

①土日祝だけ営業する和菓子屋「SISIRI」(恵比寿)のグルテンフリーのどら焼き

どら焼き 2種 6個入 ¥2,171(税込)

昨年10月にオープンした和菓子屋「SISIRI(シシリ)」。恵比寿ガーデンプレイスから徒歩7分程の閑静な住宅街にあります。デザイナー会社が運営するお店で平日はオフィス、土日祝は和菓子屋として営業しています。大きな庭がある古民家を改装してオープンされたお店は、東京にいるとは思えないぐらいの自然が店内の窓から広がります。

そんな「SISIRI(シシリ)」で提供されている2種類のどら焼き。バターをたっぷり効かせた生地と、有機栽培のえりも小豆のつぶあんの上品な甘み、アクセントの塩味が混じり合う「白」。シナモンとクローブのスパイスと黒糖を混ぜた生地に、塩バターコーヒークリームとつぶあんを包んだ「黒」。噛めば噛むほどスパイス感が漂う、ここでしか堪能できない組み合わせです。

どちらも北海道産の米粉と風の子もちの餅粉で作ったグルテンフリーのどら焼きで、生地がしっとりもちっとする食感が特長。単品はもちろん、籠に入った詰め合わせは手土産にもぴったり。

About Shop
SISIRI(シシリ)
渋谷区恵比寿3-38-25
営業時間:10:00~17:00
定休日:月・火・水・木・金
Instagram:@sisiri_tokyo

②ミシュラン一つ星の日本料理店が手がける「赤坂おぎ乃 和甘」(虎ノ門)のふわふわ生どら焼き

生どらやき 専用箱入り5個セット ¥2,862(税込)

昨年11月に開業したばかりの虎ノ門ヒルズ ステーションタワーのB2フロアにオープンした「赤坂おぎ乃 和甘」。開業初年度にミシュラン一つ星を獲得した日本料理店「赤坂おぎ乃」が手がける和スイーツ店。“日本の伝統的な和菓子をもっと暮らしの身近にしたい”という想いから、和の伝統と洋を掛け合わせた新感覚のスイーツを作っています。お店で提供している和のジェラートは、「赤坂おぎ乃」の締めに出すジェラートのレシピを元に作られているのだそう。

そんな「赤坂おぎ乃 和甘」の生どら焼きは、マスカルポーネチーズ、塩バター、生クリームの3種類。研究を重ねたという生地の調合で、独特の焼き目とふわふわしながらも弾力ある食感がポイント。中でもおすすめの「あずき塩バター」は、バターの塩味とあずきの上品な甘さが口の中に広がります。和の伝統を重んじながらも洋の素材を入れた日本料理店が手がけるどら焼きは唯一無二の味わい。

About Shop
赤坂おぎ乃 和甘
東京都港区虎ノ門2丁目6−1 虎ノ門ヒルズステーションタワー B2F T-MARKET
営業時間:11:00~20:00
定休日:虎ノ門ヒルズに準ずる

③従来のどら焼きの常識を変える「なか又 伊勢丹新宿店」(新宿三丁目)の“ふわふわ わぬき”

ふわふわ わぬき 特選あんバター ¥550(税込)

群馬県前橋市に創業した「なか又」。従来の和菓子の伝統を残しながらも、現代のエッセンスを取り入れた和菓子を作っています。中でも「ふわふわ わぬき」は、メレンゲを生地に加えたふわっふわの新食感のどら焼き。ヘラでひっくり返すと弾むように揺れるどら焼きを焼く動画は、100万回再生されるなど話題となりました。

そんなお店の都内初の常設店「なか又 伊勢丹新宿店」。ここでしか買えない「ふわふわ わぬき 特選バター」は、“幻のバター”とも呼ばれる「カルピスバター」をふんだんに使用した逸品で、甘さひかえめのあんことバターの味わいが余韻に残ります。生地のふわふわな弾力と口の中ですーっと消えていく食感もなか又ならでは。

About Shop
なか又 伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味・茶の道
営業時間:10:00~20:00
定休日:伊勢丹新宿店に準ずる
Instagram:@nakamata.jp

④散歩のお供にぴったりな「門仲どらやき どら山」(門前仲町)の日本一ふかふかなどら焼き

黒どら(左) 白どら(右) 各¥270(税込)

門前仲町にある日本初のどらやきテイクアウト専門店「門仲どらやき どら山」。毎朝7時より生地から作り、分量と粉の混ぜ方、焼き加減に至るまで一枚一枚丁寧に焼いています。こめ油を使って焼き上げた皮は、まるでパンケーキのようなふかふかの食感で甘さ控えめなのが特徴。

中でも人気があるのは、「黒どら」と「白どら」。「黒どら」は、北海道産最高級の十勝産小豆のつぶあんを使用した少し塩味を感じるあっさりした味わい。「白どら」は、手亡白豆(てぼうしろまめ)という白いんげん豆で作られた白あんのどら焼きです。パッケージも洗練されていて、門前仲町の観光や散歩のお供にぴったりです。

About Shop
門仲どらやき どら山
東京都江東区門前仲町2丁目6−9 ひいらぎビル 1F
営業時間:10:30~16:00
定休日:火
Instagram:@dorayama_jp

伝統を残しながらも、現在のエッセンスを取り入れた最新“モダン”どら焼きを紹介しました。自分用はもちろん、ちょっとした手土産にもぴったりです。

Takuma

ウフ。編集スタッフ

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すべてが“本物志向”のスイーツ好き編集者。都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、話題のお店はいち早くチェック。スイーツが好きすぎて、気づけばスイーツメディアの編集部に!
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