9回1死一、二塁、サヨナラ二塁打を放った近藤(右)を笑顔で迎える小久保監督(撮影・西田忠信)
◆ソフトバンク2×―1西武(19日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが今季5度目のサヨナラ勝ちで4連勝を飾った。今季5度目の同一カード3連勝で貯金は最多の17。近藤健介がサヨナラ二塁打をマークした。試合後、小久保裕紀監督の主な一問一答は以下の通り。
―またしても近藤が決めた。
「武内がいいピッチャーでね。2回目なんですけどなかなか得点を奪えそうなピッチャーじゃなかった。9回、周東が出た後、ちょっと何があったか把握していないんですけどね、少し流れが変わったかなという9回でしたね」
―5回には海野がセーフティースクイズ。
「打たせても良かったんですけど、ゲッツーで終わるよりはと思ってね。最悪二、三塁でもいいと思っていたので。二、三塁にして三森で逆転と」
―栗原は2安打。
「もともと左対左(が苦手)というバッターじゃないのでね。あとは(長打を)欲しがると落ちると怖いんですけど。ホームランを打てるバッターが出ていないというのは気持ち悪いでしょうけど、難しいところですね。それを狙いにいって調子を落とされても困るなと思いますけど。求めるところは20本以上打った実績のある選手なので、そういう長打が出てくれるとなおいいなという感じですね」
―武内は対策が必要。
「もうしばらく当たることはないので、その時にまた考えます」
―久しぶりの登板の大関が8回1失点。
「初回はね、中17日かな。少し硬さはあったでしょうけど、それ以降は自分らしい大関らしいピッチングで。球数も120球近くまでいきましたけど、そんなに球も落ちることなくしっかり投げきったと思いますね」
―100球を超えても続投した。
「倉野(投手)コーチとも話しながら。1点ビハインドというのもあって、相手ピッチャーとの投げ合いで、2時間ぐらいで終わるかなというゲームだったんですけど。そういうのも含めて、同点になればもちろん誰というのは決めていましたけど、ビハインドのままだったらいってもらうということで。中17日という中で本当に落ち着いたピッチングだったと思いますよ」
―明日は王貞治球団会長の誕生日。
「そうですね。もちろんそれは分かっていましたけど。でも最後は忘れていましたよ、正直。無我夢中だったので。白星が最高のプレゼントだと思うので、しっかりご報告します」