大谷翔平 病気と闘う小さなファンに始球式サプライズをプレゼント 真美子夫人との心温まる裏話も明かす

2024年5月16日(日本時間17日)、ドジャースの大谷翔平選手がファンの少年に始球式でのピッチングをサプライズでプレゼントしました。大谷選手は、今回のサプライズについて妻・真美子さんと相談した裏話についても明かしています。

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“大谷翔平ボブルヘッドナイト”に特別なサプライズ

16日の試合は“大谷翔平ボブルヘッドナイト”と称し、先着4万人の来場者に大谷選手の首ふり人形がプレゼントされる特別な日でした。

そんな中、心臓病を患い治療を続ける大の大谷ファンであるアルバート・リーくん(13)にまさかのサプライズが!

試合前、大谷選手がサプライズでアルバートくんの元を訪れると、アルバートくんは目と口を大きく開けて驚きの表情。
その緊張をほぐすかのように、優しく肩を抱く大谷選手。さらに、サプライズは続きます。

大谷選手:
今日は来てくれてありがとう。準備はできている?
アルバートくん:
うん
大谷選手:
今日の始球式でファーストピッチングをしてもらうよ!
アルバートくん:
(驚きの表情)
大谷選手:
いい?
アルバートくん:
うん!

始球式の大役を直接伝えるサプライズに再び驚きの表情だったアルバートくん!大谷選手が去った後のインタビューでは、
「いったい何が起きたの?まず最初に、“背が高い人”だと思った。30秒くらい息ができなかったよ!」と喜びを隠しきれない様子でした。

そして始球式本番では、大谷選手自らがアルバートくんのボールを受けるキャッチャーに!

ワンバウンドのボールを見事にキャッチし、始球式後には夢のバッテリーで笑顔を見せました。

妻・真美子さんは始球式を自ら辞退

実は、首振り人形が配布される試合では、その選手の家族がピッチングを務めることが多い始球式。しかし、大谷選手は…

大谷選手:
もともと球団から「奥さんとかどうですか?」って言われていたんですけど、光栄なことですけど本人(真美子さん)と話して、「野球好きな子どもだったりとかあんまり見に来れない病院の子だったりとか、そっちのほうがいいんじゃないかな」って感じで決めました。

と、妻の真美子さんと相談の結果、今回のサプライズに至ったことを告白。

大谷選手:
難しい状況の中で(野球を)本当に好きでやってくれたらそれだけで嬉しいですし、自分の子ども時代にこういうことがあればいい思い出になるかなと思います。第一に(アルバートくんは)チームが好きで来てくれたので、それ自体すごく感謝しています。

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