佐世保市で火災相次ぐ 気象台「空気の乾燥した状態続く」火の取り扱いに注意を《長崎》

19日、佐世保市で火事が相次いで発生しました。黒髪町では住宅1棟を全焼、1人が軽いやけどをしています。

19日午後0時20分頃、佐世保市黒髪町で「黒い煙が見える」と付近の住民から消防に通報がありました。

この火事で富永 哲也さん(64)の木造2階建ての住宅1棟を全焼し、火はおよそ2時間半後に消し止められました。

当時、家には家族3人がいて、富永さんが両足に軽いやけどをしましたが命に別条はないということです。

また、皆瀬町では午前11時40分頃車2台やペンキなどを置いている倉庫1棟を全焼、隣接する住宅の雨どいなどを焼く火事がありました。

ケガ人はいませんでした。出火当時、倉庫の関係者が近くで野焼きをしていたということで、警察と消防が関連を調べています。

矢峰町では午前3時半頃、小嶋 光義さん(90)の木造平屋の住宅1棟を全焼、隣接する住宅の一部を焼く火事がありました。

小嶋さんの90歳の妻が煙を吸って病院に搬送されましたが命に別条はないということです。

気象台は、五島では20日まで、南部・北部では21日まで空気の乾燥した状態が続くとして、火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。

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