逆転優勝に必勝のアーセナル、アルテタ監督も気合十分 「やるべきことに集中するだけ」

アーセナルに加えウェストハムの勝利も期待するアルテタ監督[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督が逆転優勝を見据えている。クラブ公式サイトが伝えた。

19日、プレミアリーグが最終節を迎える中、首位マンチェスター・シティとの勝ち点差を「2」としている2位アーセナル。逆転優勝に向けては、ホームに迎えるエバートン相手の勝利が絶対条件となる。

最終決戦の前日会見に臨んだアルテタ監督は、2003-04シーズン以来20年ぶりとなるリーグ制覇に向け気合い十分。直近5試合負けなしのエバートンを警戒しながらも、自分たちの勝利、さらにはシティと対戦するウェストハムの勝利を期待した。

「多くの人にとって最も大事な週の1つだ。最も重要な瞬間でもある。本当に興奮しているし、目の前の日曜日が待ちきれない。そして私は、起こり得る結果について非常に楽観的だ」

「我々はプレミアリーグを戦うシーズンの最終節を迎えている。プレミアリーグのトロフィーがエミレーツ・スタジアムにやってきたことはなく、スタジアムが建ったのはほぼ20年前のことだ。とてもとても長い年月が経っている」

「だからこそ我々は大いに楽観的になる必要がある。自分たちの義務を果たさなければならないし、その後、何が起こるか見守る必要がある」

「我々は自分たちの仕事をしなければならないが、エバートンは本当に良い時期にあるからタフなミッションになるだろう。我々の方が優れていて、試合に勝てるということをもう一度証明しなければならない。それから最高の結果を祈る。ウェストハムが良い1日を過ごし、我々の夢の実現を助けてくれるよう祈るんだ」

また、同時刻開催のシティのスコアを逐一知りたいかどうか問われたアルテタ監督。どうなっているかは雰囲気でわかると述べ、自分たちのやるべきことに集中すると強調した。

「(観客が)6万人くらいかな?(笑) それにスタッフ、アシスタントコーチ、その家族が携帯電話の向こう側にいる。だからそれで十分だと思う」

「雰囲気も違うだろう。私自身も選手として何度か経験したが、やるべきことに集中するだけでいい。何が起こっているのかは何かしらのリアクションで理解できるが、我々がしなければならないことに集中する」

「我々が話し合った唯一のことは、この日曜日をまだ夢が続いているような美しい1日にするため、チャンスを得たいということだ」

「現場に着いたら、ただその瞬間を生き、毎週と同じようにプレーし、夢を実現するために勝たなければならないことを理解する必要がある。そして、ウェストハムがその夢の実現を手伝ってくれることを再び期待しなければならない」

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