新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」19日名古屋大会のBブロック公式戦で、フランシスコ・アキラ(24)がドリラ・モロニー(27)に敗れ3敗目を喫した。
前日の八王子大会で優勝候補の一角・石森太二から2勝目を挙げたアキラだったが、同戦で左ヒザを負傷したのか入場時からしきりに気にする様子を見せる。対戦相手のモロニーがその素振りを見逃すわけもなく、序盤から負傷箇所を集中的に攻められた。
左ヒザの痛みに耐えながら何とか反撃を試みたアキラだが、ロープに走ることもままならない。ドリラキラーだけは回避したが、最後はヒザ固めで無念のギブアップ負けとなった。
バックステージに座り込むと「次、試合ができるか分からない、分からない、分からない…。でもBOSJ、やめられない」と悲痛な思いを告白。「最悪だよ。石森からキャリア最大の勝利後に、自分のヒザが音を上げるなんて…。BOSJ、続けられるか分からない。みんな、本当にごめんなさい」と頭を抱え、リーグ戦途中離脱の可能性が急浮上してしまった。