パリ五輪落選の34歳田中佑典を姉・理恵が労い「いつも感動をありがとう」 ロンドン五輪は3きょうだいで出場

パリ五輪内定ならず、インタビューに答える田中佑典【写真:中戸川知世】

NHK杯最終日

体操のパリ五輪代表最終選考会を兼ねたNHK杯最終日が19日、群馬・高崎アリーナで行われ、合計340.392点で4位に入った34歳・田中佑典(田中クラブ)は代表5枠から漏れ、2016年リオ五輪以来の出場を惜しくも逃した。姉の理恵さんは「いつも感動をありがとう。たくさん、弟から学ばせてもらっている」などと労った。

演技後、田中は「健闘も健闘じゃないでしょうか。24演技、6種目を4日間ノーミスでやり切ることができたので」と晴れやかな表情で語った。兄・和仁、姉と3きょうだいそろって出場して話題を集め、団体銀メダルを獲得した初出場2012年ロンドン五輪から12年。内村航平らと戦った16年リオ五輪の団体金メダルも経て、2大会ぶりの五輪返り咲きを目指した。「五輪に出た時とは違う景色を見られて、体操をやっていて良かった」などと、これまでの周囲の支えに感謝した。

姉の理恵さんはインスタグラムを更新。会場の客席で田中ら家族で撮影した写真を掲載し、「いつも感動をありがとう。たくさん、弟から学ばせてもらっている。努力のやり方 継続の大切さ 準備の大切さ 他にもたくさん学んでる」と労い、「ありがと まだまだ、これからも応援するぜ」とつづった。

THE ANSWER編集部

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