セリエA制覇のインテル、昨夏加入のマルクス弟も狙う?マンUやリバプールも関心

ケフラン・テュラム 写真:Getty Images

インテル(イタリア1部)が、ニース(フランス1部)に所属するフランス代表MFケフラン・テュラム(22)の獲得に興味を示しているようだ。

バルセロナやユベントスで活躍した元フランス代表DFのリリアン・テュラム氏を父に持つケフランは、モナコでプロデビューを果たすと、2019年夏にニースへ移籍。アグレッシブなプレースタイルと恵まれたフィジカルが売りの守備的MFで今季はここまでリーグ・アン26試合に出場している。

イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、今季のセリエAを制したインテルは、連覇を目指すリーグ戦、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、新フォーマットで戦うクラブ・ワールドカップと複数のコンペディションを戦うことから選手層を厚くする必要があると考えているという。

そのなかで、インテルは来夏にニースと契約満了を迎えるタイミングでケフランを獲得したいと考えている模様。同選手にはリバプール(イングランド1部)やマンチェスター・ユナイテッド(同1部)も関心を示しているが、兄であるフランス代表FWマルクス・テュラムの存在が争奪戦でポールポジションに立てると考えているようだ。

なお、インテルは昨夏にボルシア・メンヒェングラートバッハを契約満了で退団したマルクスをフリーで獲得。そのマルクスは今季のセリエA33試合に出場して13ゴール13アシストを記録しており、欠かせないピースとなっている。

© フットボール・トライブ株式会社