U17女子アジア杯、日本は惜しくも準優勝…北朝鮮が「無失点優勝」を達成 3位は韓国

U-17日本女子代表は19日、U17女子アジアカップ決勝で北朝鮮と対戦し、0-1で敗戦。日本が連覇を逃し、北朝鮮が2大会ぶり4度目の優勝を果たした。

想定通り、決勝の舞台で迎えたアジアの頂上決戦。女子のU-17世代では世界屈指の強豪である日本と北朝鮮が激突した。

日本の先発は、GKがグループ2戦目以来となる坂田湖琳。DFは右から福島望愛、太田美月、牧口優花、鈴木温子が並んだ。

中盤はアンカー気味に榊愛花が立ち、やや高めの位置に長身MF平川陽菜と今大会3得点のキャプテン眞城美春。サイドは右に古田麻子、左に木下日菜子が入り 、1トップは佐藤ももサロワンウエキが務めた。

試合は開始から北朝鮮が強烈なプレッシング。パワーとスピードに技術を兼ね備えた相手はここまでの比ではなく、日本が今大会初めて一方的に押し込まれる。

幾度となくピンチを迎えたものの、GK坂田が好セーブを連発。なんとか無失点でしのぐと、ペースを落とした北朝鮮に対してボールを握れるようになり、日本の時間も増えていった。

スコアレスで折り返した後半、日本は平川に代えて今大会好調のウィンガー菊地花奈を投入。木下を平川の位置に移すが、直後の46分に守備陣の連携ミスからジョン・イルチョンに先制弾を許してしまう。

その後も日本は全体的に後手を踏み、クロスバーに救われる場面も。選手交代をしながら巻き返しを目指したが北朝鮮ゴールは遠く、そのまま0-1で敗れている。

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なお、北朝鮮と日本、そして3位決定戦で中国に2-1で勝利した韓国が、今年10月からドミニカ共和国で開催されるU-17女子ワールドカップにアジアから出場する。

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