ひろゆき、東出と南米に“置き去り”に 直球質問「再婚する気はないのか」 『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』2話

5月18日21時よりスタートした『世界の果てに、誰か置いてきた』シリーズの第2弾、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』。その第2話が5月19日に放送された。

前回、1人エクアドルの孤島に置き去りにされた東出は、なんとか彼の持ち前の明るさと人懐っこさで、この旅を楽しんでいた。そんななか、ここから先、どんなルートでどのように旅を進めるかの作戦会議をしていたときのこと「Hola!」とスペイン語で話しかける声が。

その声の持ち主は、前回の旅で名バディとなった相手・ひろゆきだった。実は1話で豊川Dが「今回は旅の途中に(スタッフや出演者の)出入りがない」とボロっとこぼしてしまったことで、ひろゆきの途中合流を半ば諦め“一人旅を完遂する”と腹を括っていたようにも見えた東出。ゆえに、目の前に慣れ親しんだひろゆきを見つけるやいなや、満面の笑みでハグ。36歳、大人になっても喜びを喜びとして表現できる東出はやはり無邪気で好感が持てる。これにはひろゆきも嬉しそうにハグし返していた。

ひろゆきが合流したことで、2人が一緒に旅をすることの良さも炸裂していた。

たとえば、新たに到着した街を散策していた際、分かれ道に当たった時。ひろゆきが「じゃんけんして、東出さんが勝ったらこっち、僕が勝ったらこっち」とじゃんけんで進むべき道を決めるなど。これは一人旅では間違いなくできないこと。その些細なイベントを楽しみ、どちらに転んでも嬉しそうに笑う2人は見ていて微笑ましい。

さらに、会話を通してお互いの価値観を探り合うのも2人だからこそ。たとえば、東出に「再婚する気はないのか」と聞けるのは、2人の関係地があってこそ。それに対して、当たり障りのない答えではなく「幸せにできる自信がない」と東出が本音で返せるのは相手がひろゆきだからだろう。

序盤から名バディっぷりをこれでもかと発揮していた。

そんな一行が今回訪れたのはグアヤキルの街。1週間前、地元のギャングが国営放送に銃を持って乗り込むというショッキングな事件が起きたばかりの都市だ。それゆえ、最初はこの街に止まるか、それとも通過していくかを迷った一行。ただ、行ってしまえば緊急事態宣言下であるということもあり、警察が銃を持ってしっかりと警備。いつも以上に安心が保たれていた。

そんな街で1泊したのち、一行はヨーロッパのような街並みが広がるクエンカを目指すことに。南米っぽくない、どちらかといえばヨーロッパの古都のような景観が美しいこの街。ひろゆきも東出もグアヤキルの緊張感から解放されたこともあり、笑顔で街を堪能していた。しかし、治安はというと……いきなり殴られるなど、なんだか怪しげな様子。果たして一行は無事この街を抜け出すことができるのか。3話以降も見逃せない。

(文=於ありさ)

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