【条件整理】プレミアリーグのEL、ECL出場権は何位に与えられる?

プレミアリーグ第38節(最終節)の10試合が現地時間19日に一斉開催される。最終節を前にプレミアリーグの来季チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の出場権について整理する。

来季のCL出場権はプレミアリーグの上位4チームに与えられる。今季は最終節までに4位以上の4チームが確定。来季はマンチェスター・シティ、アーセナル、リヴァプール、アストン・ヴィラがプレミアリーグからCLに参戦する。

ELとECLの出場権は、CLと比べて条件が複雑になる。

カラバオカップの優勝チームにECLプレーオフの出場権が与えられるが、今季はCL出場権を獲得したリヴァプールが優勝したため、リーグ6位か7位へ出場枠が譲渡されることになった。

次にELに関しては、FAカップ優勝チームに与えられる権利で、決勝は25日に行われる。決勝には、すでにCL出場権を獲得しているマンチェスター・シティと6位以下が決定しているマンチェスター・ユナイテッドが勝ち上がっており、どちらが優勝するかによって、欧州カップ戦の出場権が変動することになる。

FAカップでマンチェスター・シティが優勝した場合、追加のEL出場権はプレミアリーグ6位のチームに与えられ、7位のチームはECLに出場することになる。

一方、マンチェスター・ユナイテッドが優勝した場合、6位のチームがECLに出場することになる。マンチェスター・ユナイテッドが6位でフィニッシュした場合は、7位のチームがECL出場権が与えられるが、最終節の1試合だけで、最低でも得失点差で「16」差のチェルシーを上回る必要があり、可能性は極めて低い状況となっている。

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