冨安が鮮烈同点弾!アーセナルはエバートンに2-1逆転勝利も、20年ぶりの優勝ならず!クラブ記録の28勝で2位フィニッシュ

現地時間5月19日に行なわれたプレミアリーグの最終節で、冨安健洋が所属する2位のアーセナルが15位のエバ―トンとホームで対戦した。

アーセナルが逆転で20年ぶりの優勝を果たすには、2ポイント差で首位のマンチェスター・シティがウェストハム戦で引き分け以下に終わったうえで、勝利が絶対条件となる。

序盤から押し込んだアーセナルは6分、右サイドからライスが上げたクロスに、左SBで5試合連続スタメンの冨安がヘッドで合わせるも、惜しくも枠を捉えられない。

16分にもマルチネッリが切れ込んでチャンスを迎えるも、敵GKピックフォードの好セーブに阻まれた。

32分のピンチは、敵FWキャルバート・ルーウィンのシュートがポストに直撃。跳ね返りからのシュートも枠を外れる。

迎えた40分、敵MFゲイエのFKが壁に入ったライスに当たってゴールに吸い込まれ、先制点を献上する。

それでも44分、右サイドからウーデゴーが送り込んだグラウンダーのクロスを冨安がダイレクトシュート。鮮やかな今シーズン2点目で、同点に追いつく。

【動画】冨安の鮮やかな同点ゴール! 右足で正確なダイレクトシュート
後半に入って59分、アーセナルはガブリエウ・マガリャンイスが負傷で交代。ジンチェンコを左SBに入れ、冨安がCBに回る。

63分のキャルバート・ルーウィンのシュートはGKラジャが好守で阻むと、67分にチャンスが訪れるもハバーツのヘッドはポストに嫌われる。

72分にもウーデゴーが決定機を迎えるも、これもブロックされる。

その後も猛攻を見せ、83分には途中出場のスミス・ロウがボレーを放つも、クロスバーに当ててしまう。

しかし89分、ショートカウンターから、最後はハバーツがネットを揺らし、逆転に成功する。

このまま2-1で勝利し、クラブ記録となる28勝目を挙げたものの、シティが3-1で勝ったため、2位フィニッシュ。20年ぶりのプレミア制覇は夢と消えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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