マンCをプレミア4連覇に導いたフォーデン「“スナイパー”の愛称はもう少し長く残りそうだね」

マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFフィル・フォーデンが、プレミアリーグ制覇の喜びを語った。19日、クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えている。

プレミアリーグ第38節(最終節)が19日に行われ、マンチェスター・シティとウェストハムが対戦した。試合は、開始早々の2分にフォーデンのミドルシュートでマンチェスター・シティが先制に成功。18分にもフォーデンが追加点を挙げると、1点を返されて迎えた59分にはロドリがチームの3点目をマークし、3-1でマンチェスター・シティが勝利を収めた。

この結果によって勝ち点を「91」に積み上げ、2位アーセナルに2ポイント差をつけてプレミアリーグ優勝を決めたマンチェスター・シティ。2ゴールを記録してチームを勝利に導いたフォーデンは、「今日のことを言葉にするのはとても難しい。僕たちは歴史に名を残すことになった。どのチームも成し遂げたことがないんだ。それがファンにとって何を意味するのか、そして僕たちにとって何を意味するのかが分かるだろう」と史上初の4連覇達成に対して自らの思いを口にしている。

また、「僕たちはこの瞬間のために懸命に取り組んできた。この瞬間をファンと分かち合えるのは特別な気分だ」と感慨深い様子。続けて、「プレミアリーグで4連覇を達成したチームはこれまでなかったから、より大きな意味がある。正直なところ言葉を失っているし、本当に動揺しているよ」と心境を吐露した。

さらに、チームを勢いづけた先制点については、「完璧なスタートだった。時には得点が早すぎたと思うこともあるから、スイッチを入れ続けなければならなかった。そして幸運にも2点目を決められ、お膳立てができた」と述べつつ、「“スナイパー”の愛称はもう少し長く残りそうだね」と自身のニックネームに対してコメント。「(プレミアリーグ優勝に)飽きることはない。毎回この感覚を味わいたいし、何かを勝ち取ったときはそれ以上の喜びはない。できるだけ勝ち続けたい」とさらなる野望を語った。

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