「ヤンキースに新たなスターが誕生」右腕ルイス・ギル、6回1失点14奪三振の“圧巻投球”に米メディア&MLB公式から賛辞「ルーキーとして球団史上最多記録だ」

ニューヨーク・ヤンキースのルイス・ギルが現地5月18日(日本時間19日)、本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に先発登板。6回(98球)1失点14奪三振1四球の活躍をみせ、今季5勝目を挙げた。

先発登板したギルは、初回先頭から2安打を浴び、その後二死走者一、二塁の場面、ホワイトソックス5番アンドルー・ベニンテンディに初球を打たれ、レフトへのツーベースヒットで先制されるも、この回は1失点で終えた。

2回もセンターへの二塁打を浴びるが、その後は安定したピッチングで無失点に抑え、6回を投げ切り2番手・ニック・バーディに託し、降板。この日ギルは、6回(98球)を投げて、被安打5、1失点14奪三振、1四球、自責1とし、今季5勝目(1敗)をマークした。

試合終了後、MLB公式はX(旧ツイッター)を更新「今日はルイス・ギルがブロンクスで圧倒的な活躍を見せた」と綴り、14奪三振の好投をみせた同選手を称賛した。
米ニューヨークのスポーツ情報を扱う『Empire Sports Media』の運営する動画メディア『Fireside Yankees』も公式X(旧ツイッター)を通じて、「ルイス・ギルは今日も最高でした…6イニング、1失点14奪三振。ヤンキースに新たなスターが誕生した‼」と興奮気味に伝えた。

さらに米ポッドキャストメディア『Talkin' Yanks』の公式もX(旧ツイッター)で、ギルのこの日の投球に「ルイス・ギルの14奪三振はヤンキースの新人選手としては球団史上最多記録、彼は1998年に13個の三振を奪ったエル・ドゥケを追い抜いた」と記し、驚きを示していた。

なお、この日ヤンキースはホワイトソックス相手に6対1で勝利。圧巻のピッチングを披露したギルは、ここまで9試合に登板し、防御率2.39、5勝1敗、62奪三振としている。

構成●THE DIGEST編集部

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