「本当に紳士だ!」大谷翔平が妻・真美子さんと一緒に発案した心臓病と闘う子どもへの“サプライズ”に台湾メディアも感嘆!「英語も完璧だった」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地5月16日、本拠地で行なわれたシンシナティ・レッズ戦前に、小児患者に対してサプライズを披露。その紳士ぶりが台湾でも話題になっている。

この日は、大谷のボブルヘッドが先着4万名に配布される試合だった。大谷は病と闘うアルバート・リー君をスタジアムに招待し、始球式とスイートルームでの観戦をプレゼント。そのファーストピッチでは捕手役を大谷が務めた。

台湾メディア『NOWnews』は「大谷翔平は本当に紳士だ!」と報道。「ロサンゼルス・ドジャースは現地5月16日、“大谷翔平ボブルヘッドナイト”を開催し、シンシナティ・レッズと対戦。もちろん、大谷翔平がイベントの主役となったが、彼は慈善活動という形でファンに恩返しすることを選択した」と伝えている。

「試合前、大谷は率先して心臓病を患う子どもであるリー君のところへ行き、サイン入りのユニホームを渡した。始球式とスイートルームで試合を観戦できると知ったリー君は、口をあんぐり開けて、驚きの表情を浮かべていた」
大谷は、「緊張してる?」とリー君に優しく話しかけると、続けて「今日は来てくれてありがとう。今日は君が始球式をするんだよ。準備はできてる?」と流暢な英語を披露。同メディアは「大谷は英語も完璧だった」と感嘆の声を漏らした。

一方、大谷は球団から妻の真美子さんを始球式に打診されていたと告白。「光栄なことですけど、本人と話して、野球が好きな子どもだったり、あまり見られない病院の子のほうがいいんじゃないかという話で決めました」とリー君を招待した理由を明かしている。

構成●THE DIGEST編集部

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