フィンランド産豚肉、セルビア産プルーンなどの中国への輸入が続々と認可

フィンランド産豚肉やセルビア産プルーンなどの中国への輸入が続出と認可されている。写真はプルーン。

欧州から中国へ輸入できる農畜産物がまた増えた。中国税関総署の情報によると、条件を満たしているフィンランドの豚肉やセルビアのプルーン、ハンガリーの生鮮チェリーなどの中国への輸入が相次いで認可された。

税関総署が最近発表した公告によると、中国の関連法律・法規、中国の輸入品検査検疫・衛生基準の規定に基づき、関連基準を満たしているフィンランドの豚肉(食用豚の副生物を含む)、セルビアのプルーン、生鮮ブルーベリー、ハンガリーの生鮮チェリー、フランスの豚由来たん白質飼料の輸入が認められた。

農畜産物は現在、中国と欧州の貿易協力において重要な分野となっている。今年に入り、ドイツの生鮮リンゴ、オーストリアの乳製品、アイルランドの豚肉、ベルギーのパプリカの中国への輸入が認可され、中国の消費者の選択肢がさらに増えている。新時代における中国・セルビア運命共同体構築の第1期第6項には、「中国はセルビアの特色ある高品質の農産物輸入拡大を望む」と明確に記されている。

中国国際貿易促進委員会が最近発表した「欧州連合(EU)ビジネス環境報告2023/2024」によると、2023年に中国とEUは互いにとって2番目の貿易パートナーとなっている。具体的には、中国はEUの最大の輸入相手で、3番目の輸出先でもある。また、EUは中国の2番目の輸入相手であるほか、2番目の輸出先ともなっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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