ベティスとの直接対決を制したソシエダが来季のEL出場権を獲得!久保は9試合ぶりの欠場【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

久保建英の所属するレアル・ソシエダは19日、ラ・リーガ第37節でレアル・ベティスと対戦し、2-0で勝利した。久保はベンチ入りも出場機会はなかった。

3日前に行われたバレンシア戦をアンドレ・ゴメスの決勝点で勝利した6位ソシエダ(勝ち点57)は、その試合からスタメンを6人変更。久保やアンドレ・シウバ、ザハリャンらに代えてオヤルサバルやベッカー、ブライス・メンデスらをスタメンで起用した。

来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を争う7位ベティス(勝ち点56)に対し、ソシエダは5分に先制する。バイタルエリア右手前で獲得したFKをブライス・メンデスが直接狙うと、強烈なシュートがゴール右に突き刺さった。

幸先良く先制したソシエダだが、その後はベティスに押し込まれる時間が続く。41分には右クロスのこぼれ球をバイタエルエリア左で拾ったリアドが強烈なミドルシュートでゴールを脅かしたが、これはクロスバーを直撃した。

劣勢の時間を耐え抜いたソシエダは42分、敵陣でフェキルにプレッシャーをかけたメリーノがうまくボールを突っつくと、こぼれ球を回収したオヤルサバルのラストパスを受けたメリーノがゴール前まで運び、冷静にシュートを流し込んだ。

迎えた後半もボールを握るベティスが主導権を握るなか、ソシエダは64分にピンチ。フェキルのロングパスをボックス左のアブデが頭で折り返すと、これが競り合ったトラオレの左手に当たりPKを献上。しかし、アブデのPKはGKレミロが左足で弾き出した。

その後も劣勢の展開が続くソシエダは79分に再びピンチを迎える。ロングパスでDFの裏に抜け出したアジョセ・ペレスがボックス内まで侵入しゴールネット揺らしたが、オンフィールドレビューの末にアジョセ・ペレスのハンドが認められ、ゴールは認められず。

守番にかけてもベティスの猛攻を受けたソシエダだったが、最後までこれを凌ぎ切り、2-0で勝利。ベティスとの直接対決を制したソシエダが、来季のEL出場権を獲得した。

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