62歳の羽賀研二とカップル成立“交際経験ゼロ”音大生…“誠意大将軍”時代を知らない危うさ

若かりし日の羽賀研二(C)日刊ゲンダイ

「超うれしいです。めちゃめちゃ大事にします」

14日配信のABEMA「愛のハイエナ」の恋人探し企画で21歳の音大生への告白が成功し、涙を流したのが元タレントの羽賀研二(62)。親子以上に年の離れた羽賀と41歳年下の女性の交際に、《やらせじゃないの》《初めてが羽賀なんて……》といった声があがっている。

1982年スタートのフジテレビ系「笑っていいとも!」の初代いいとも青年隊でブレークした羽賀と言えば、モデルでタレントの梅宮アンナ(51)との交際だろう。94年に、女性ファッション誌「JJ」専属モデルだった俳優の故・梅宮辰夫さん(享年81)の長女、アンナとの交際が発覚。だが、直後に羽賀に多額の借金があることが判明。父・辰夫さんが猛反対するなど、2人の交際はワイドショーを賑わせた。

羽賀は記者会見で「誠意」という言葉を連発したことから、征夷大将軍にかけて〝誠意大将軍〟というアダ名がつけられ、辰夫さんからは〝稀代のワル〟という烙印を押された。

■物議を醸したペアヌード写真集

「95年には篠山紀信さんの撮影で羽賀とのペアヌード写真集『アンナ 愛の日記』を出版。世紀のバカップルと揶揄されました。2人の交際は99年に破局を迎えます」(女性週刊誌記者)

その後、アンナは羽賀の連帯保証人になったことで、8000万円の借金を背負うことになったと告白している。

「長身に甘いマスク、人懐っこい笑顔と女性をその気にさせるトークは、並みのホストでは到底かなわないほど。ここ最近の配信番組を見ていると、それは今も健在のようです。還暦を過ぎているにもかかわらず、若い女性くらい簡単に落とせそうなほどです」(芸能ライター)

2007年に未公開株事件で逮捕された羽賀は、懲役6年の実刑判決で服役。未公開株を高値で購入した被害者におよそ4億円の支払いを命じられるも、賠償にあてられるはずの沖縄県内に所有する不動産を元妻に譲渡。資産隠しの偽装離婚とみなされ、強制執行妨害などの容疑で再び逮捕された。結局、懲役1年2カ月の刑が確定し、再び服役することに。21年9月に出所した羽賀は地元沖縄で仕事しながら、ときどき配信番組などに出演している。

「還暦過ぎたとは思えないほど若々しく、巧みな話術は相変わらずです。2度の服役で毒っけは抜けている印象ですが、交際女性の身を案ずる声が少なくありません」(前出・芸能ライター)

知らぬが仏といったところか。

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