ネリー・コルダが今季6勝目 古江彩佳と西村優菜7位

古江彩佳は後半まで優勝争いを演じた(撮影/Shizuka Minami)

◇米国女子◇みずほアメリカズ・オープン 最終日(19日)◇リバティーナショナルGC (ニュージャージー州)◇6677yd(パー72)

単独首位から出たネリー・コルダが4バーディ、3ボギーの「71」で回り、通算14アンダーで逃げ切った。前週、ツアー記録に並ぶ出場5試合連続優勝で止まったばかりの世界ランキング1位が、今季6勝目を手にした。

シーズン6勝以上は2013年の朴仁妃(韓国)以来で、ツアー史上8人目(1980年以降)。米国人選手の達成は1990年のベス・ダニエル以来だった。

今季2勝のハンナ・グリーン(オーストラリア)は最終日最終組の対決で、最終18番をボギーとして13アンダー2位。ジェニファー・カップチョ、タイのアリヤ・ジュタヌガンとシャネッティ・ワナセン、ガブリエラ・ラッフルズ(オーストリア)が10アンダー3位に入った。

3打差3位から出た古江彩佳は5バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「73」でプレー。首位に並んで折り返した後半にスコアを落として9アンダー7位。スポンサー大会での今季初優勝はならなかった。

西村優菜は上がり2連続を含め4バーディ、1ボギーの「69」で回り、トータル9アンダー。古江と同順位で、3月「HSBC女子世界選手権」(3位)以来のトップ10入りを決めた。

「70」でプレーした畑岡奈紗は8アンダー14位でトップ10に1打及ばず。西郷真央は5アンダー33位で終えた。

ツアーは次週オープンウィークを挟み、今季メジャー第2戦「全米女子オープン」(30日~/ペンシルベニア州ランカスターCC)を迎える。

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