【山口天気 朝刊5/20】一日安定した空模様 日ざし強く 最高気温が30度を超える「真夏日」のところも 熱中症対策は「FIRST」を意識!

きのう19日(日)の低気圧や前線によるまとまった雨雲は、当初の予想よりも速度が速く、四国の南海上を通過し東日本方面へと進んだため、県内にはほとんど雨は降りませんでした。きょう20日(月)午前5時30分現在、県内は広く晴れています。

この先も低気圧や前線は東日本へと進む予想で、県内は西から張り出す高気圧に覆われる見込みです。このためきょう20日(月)は、一日安定した空模様となるでしょう。

これから日ざしが届き出すと、気温が一気に上がる予想です。山口市でも最高気温は、30度の真夏日となる見込みです。

その他の各地でも30度に迫る気温で、一昨日18日(土)に県内では今年初の真夏日を観測しましたが、きょう20日(月)はその時と同じくらいの気温となりそうです。熱中症のリスクが高まるような暑さとなるため、短い外出でも水分補給はしっかりと行いましょう。

万が一身体に異常が見られた場合は、健康第一 「FIRST」を思い出して行動するようにしてください。

・F「Fluid 」水分補給を行う

・I「Ice」氷や冷たいタオルで体を冷やす

・R 「Rest」涼しい場所に移動して休ませる

・S 「Sign」15分~30分ほどたったら症状を確認する

・T 「Treatment」それでも改善しなければ病院へ

県内は一日、安定した空模様となるでしょう。薄く雲は広がりますが、日ざしはしっかり届くため絶好の洗濯日和となりそうです。

日中の最高気温は、広瀬や山口市では30度を超える真夏日となりそうです。その他の各地でも、25度を超えるところが多く、汗ばむ暑さとなるでしょう。季節外れの暑さとなるため、引き続き入念に水分補給を行いましょう。

あす21日(火)からしばらくは、曇ったり晴れたりの空模様が続く見込みです。日ざしが強く、気温も30度に迫る日が続くと見込んでいます。また南西諸島では、雨の季節に入り始め、県内はしばらく大きな天気の崩れはないものの、若干空気はムシムシ感が増していく日々となりそうです。来週の初め頃は、ぐずつく空模様となる見込みです。

紫外線情報です。きょう20日(月)は一日、よく晴れるので紫外線は非常に強くなる予想です。外出の際は十分お気を付けください。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)

© 山口放送株式会社