ドジャース・大谷翔平が4年ぶりサヨナラ安打! 4試合ぶりマルチ安打で首位打者返り咲き

◆ 大谷翔平が4年ぶりサヨナラ安打

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が現地時間19日のレッズ戦に「2番・指名打者」でフル出場。10回裏にサヨナラ安打を放った。

レッズ先発は速球平均158キロの右腕グリーン。初回の第1打席は、カウント1-2から外角高めのフォーシームに振り遅れ、空振り三振を喫した。

3回裏、二死一塁で迎えた第2打席はカウント1-1から外角高めのスプリットを打ち上げ、平凡な左飛に終わった。

1点リードの5回裏、二死二塁で迎えた第3打席はカウント0-2から内角低めのスライダーが大谷の左足を掠め、死球で出塁。

同点の8回裏、先頭打者として迎えた第4打席は、3番手左腕モルと対戦。カウント2-2から外角低めのスイーパーを引っ張り、一二塁間へ。この打球を一塁手キャンデラリオに好捕されるも、全力疾走で投手のベースカバーに競り勝ち、内野安打。しかし、3番フレディ・フリーマンが併殺打に打ち取られ、この回チームは無得点に終わった。

試合は延長タイブレークへ入り、同点で迎えた10回裏。二死一、二塁の好機で守護神ディアスと対戦。カウント1-2から内角低めのフォーシームを捉え、ライト前へのサヨナラ適時打。自身4年ぶり、移籍後初のサヨナラ安打でドジャースを勝利に導いた。

この試合の大谷は4打数2安打、1死球、1三振の内容。2安打含む3出塁を記録し、今季成績は打率.353 1.081。打率部門の全体1位に再浮上した。

© 株式会社シーソーゲーム