元・野良の迷い猫『栗くん』シリーズ初のハプニングに見舞われるも…ペット探偵が驚きの推理を次々披露し大捜索

5月18日放送の『嗚呼!!みんなの動物園』では、スゴ腕の猫探偵が迷い猫を大捜索。“18時間の捜索時間で見つからなければ報酬ゼロ”という成功報酬型、『名探偵キャッツ』に所属するペット探偵・䑓田雅子(だいだ あこ)さんが、行方不明になった猫を捜索し、保護するまでの様子を追った。

この日、䑓田さんが捜索したのは、茶トラ柄のオスの『栗くん』。手術済みの目印としてカットされた左耳が特徴だという。元野良猫の『栗くん』は、行き場のない猫を保護し家族を探す活動をしている依頼主のもとから数日前に失踪してしまったという。トイレにある高窓のわずかな隙間から逃げ出したという『栗くん』に、䑓田さんは「すごいな、ここからジャンプしたんだ」と驚いていた。

しかしこの逃走経路に䑓田さんは、「栗くんは元・野良ちゃんっていう情報と、逃走経路から見てもジャンプが得意という、結構広範囲に移動している可能性も…」と早くも推理を開始。野良猫生活が長かった『栗くん』は、その運動神経も相まって家の中で飼われていた猫と比べて行動範囲が広いと予想した。さらに保護施設で生活していたことから、他の猫がいる場所の方が落ち着くのではという䑓田さん。早速、自宅周辺をしらみつぶしに捜索すると、「ここ、めっちゃいいじゃん」と、広い物置のある石材店に目をつけた。捜査協力を依頼すると、石材店は今回の依頼主から猫を引き取っていたこともあり快諾。すると物置を映した防犯カメラには、『栗くん』らしき猫の姿が。

この物置で『栗くん』を保護するべく䑓田さんが取り出したのは、これまで数々の迷い猫を優しくネットで捕まえてきた仕掛け付きの猫保護マシン『キャッチくん』。ネットの存在に『栗くん』を慣れさせるため、この日は仕掛けが作動しないようにして捜査終了。次の日、設置したカメラを確認すると、ネットの中に入れたご飯に近づいた『栗くん』の姿が映っていた。『栗くん』が近くにいることが分かったので、遠くへ行ってしまう前に急いで捕まえようと、䑓田さんは『キャッチくん』を再びスタンバイしに行く。すると、すぐそばに『栗くん』らしき猫が登場。急いで仕掛けの準備に移ろうとする䑓田さんだが、その様子を『栗くん』に見られてしまう。猫探偵シリーズ初の状況だったが、仕掛けを終えたキャッチくんに『栗くん』はすぐさま接近。ネットの中に用意されたご飯に夢中になっている隙をついて、䑓田さんは『栗くん』の保護に成功した。

突然の出来事に慌てる『栗くん』に、䑓田さんは「ごめん怖いよね、ごめんごめん」と優しく声をかけつつ、依頼主に連絡。捜査開始から6時間45分、リミットまで残り11時間15分を残しての大捕物だった。こうした様子にサンシャイン池崎は「すごい!早かった!」とリアクション。さらに「全部予想通りというかね」とコメントし、䑓田さんの推理力に舌を巻いていた。

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