サッカー=マンCが史上初プレミア4連覇、冨安所属アーセナルは2位

[マンチェスター(英国) 19日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグは19日、各地で最終戦を行い、マンチェスター・シティー(マンC)が勝ち点91で前人未踏のリーグ4連覇を達成した。

ホームでウェストハムと対戦したマンCは試合開始2分、シーズン最優秀選手に選出されたフィル・フォーデンが先制点を奪うと、同18分にもフォーデンが加点。その後1点を返されたが、後半14分にロドリがミドルシュートを決めて突き放した。

マンCの主将カイル・ウォーカーは「勝つのが非常に難しいリーグだ。イタリア、ドイツ、スペインを見ると、優勝したチームは勝ち点10から15くらいの差をつけている。アーセナルとリバプールはシーズンを通して素晴らしく、彼らの存在がわれわれを限界まで押し上げてくれた」と接戦だった今季を振り返った。

冨安健洋の所属するアーセナルはホームでエバートンに2─1で勝利。1点ビハインドで迎えた前半43分、冨安が右クロスから低弾道の鋭いシュートで同点弾をマークすると、後半アディショナルタイム直前にカイ・ハバーツが決勝点を奪った。

アーセナルは最終戦まで優勝の可能性を残していたが、マンCが勝利したことで2ポイント差の2位でシーズンを終えた。冨安はフル出場した。

リバプールの遠藤航はホームのウルバーハンプトン戦でフル出場。リバプールは2─0で白星を飾り、勝ち点82で3位だった。

© ロイター