『DASHバーガー』世界一のハンバーガー目指して、“究極の小麦”を種まき 果たして発芽するのか?

TOKIO・城島茂が5月19日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!️』に出演。世界一のハンバーガーを作る企画『DASHバーガー』に向けて、小麦栽培を開始した。

日本食材だけで世界一のハンバーガーを目指す企画『DASHバーガー』。前回までに、パティには兵庫県産の但馬牛(たじまうし)を使うことが決めたが、今回はバンズ(パン)の素材を選定する。まずは“バンズの神様”と呼ばれる職人のもとへ。

訪ねたのは、東京・東新宿にある創業60年のパン店『峰屋』。店主の高橋康弘さん(68)と息子の康太さん(31)は、全国のハンバーガーショップにオリジナルのバンズを提供している。そんな“神様”いわく、バンズは「どこまでいっても女房役」。中身を支える味わいでなければならないという。強く勧めてくれたのは小麦の『ハルユタカ』。モチッとした食感と、香り、旨味があるという。康太さんも「異次元ですね」と太鼓判。

そこで城島は、『ハルユタカ』が作られている北海道・江別市へ。春に植えて夏に収穫するという畑には、すでに青々とした新芽が。一般的な小麦が1キロ300円なのに対し、ハルユタカは900円。“幻の小麦”と呼ばれている。

ハルユタカの粉

製粉した小麦を指でつまんで味見した城島は、「あ、違う!香りが強い。粉臭さがなく、ほのかな甘みがある」と驚き。さらに、小麦粉に水を加えて練り始める城島。その手慣れた仕草に、農家の方も「こんな手つきがいい人みたことない」と舌を巻く。城島が確かめたかったのは“粘り”。練った小麦を伸ばしてみると、お餅のような強い弾力と粘りが。ラーメンの時は“コシが強いグルテン”だったが、こちらは“モチッとするグルテン”だという。

水を加えて練ったハルユタカ

ハルユタカで焼いたパンを試食させてもらうと、甘い香りとモチモチの食感。「やわらかさと強さを両方持ってる」「お互いを引き上げながらまとめてくれる」と説明する農家に、「グループにひとり欲しいな!」と城島。そんなハルユタカの種を分けてもらうことに成功した。

ハルユタカのパン

ハルユタカを栽培するのは、福島県西白河郡西郷村(にしごうむら)の畑、『TOKIO-BA』。風通しと水はけがいいため、病気に弱いハルユタカには最適な土壌とのこと。ただし懸念なのが土のpH。作物が育つために最適なのはpH6~7の中性の土壌。しかしTOKIO-BAの土は弱酸性なので中和させなければならない。そこで用意したのは、DASH島でとれる貝殻。酸を中和させるだけでなく、土の三大栄養素といわれる窒素とリン酸も豊富に含む有機肥料だ。さらに三大栄養素のカリウムを含む、『草木灰(そうもくばい)』も用意。25mプールほどの広さの畑にまき、トラクターで混ぜていく。

そしていよいよ種まき。すでに4月下旬だったので、夏に実らせるには急がなければならない。なにわ男子・藤原丈一郎とAぇ! group・草間リチャード敬太、さらにTOKIO-BAや番組のスタッフも手伝うことに。鍬(くわ)で畝(うね)を作り、種を植えていく。

ハルユタカの看板

1週間後、畑を見に来た城島。温かい日が続いたためか、早くも芽が出始めていた。果たして、世界で戦えるバンズを作れるのか。

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写真提供:(C)日テレ

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