「来る町から住む町へ転換を」 犬山市 市制施行70周年で式典

式辞を述べる原市長

 犬山市は18日、犬山市民文化会館で、市制施行70周年記念式典を開いた。式典は市民にも開放し、関係者や来賓らとともに節目を祝った。

 原欣伸市長は式辞で「犬山市は1954年4月1日に誕生した。そこから先人の絶え間ない努力と市民の皆さまの尽力によって、70周年を迎えることができた」と感謝した。さらに「これからは、来る町犬山から『住むまちいぬやま』への転換を図る。新たな挑戦を進めつつ、持続可能な犬山作りに全力で取り組む」と決意を語った。

 当日は、地方自治や教育の発展、産業振興に貢献した57人、15団体を表彰した。市内4中学校の吹奏楽部による合同演奏や犬山中学校アートコミュニケーションクラブによるからくり演技、羽黒小学校5年生の記念合唱も行われた。(尾東)

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