大谷翔平が移籍後初のサヨナラ打! ドジャース、延長戦制し今季最多の貯金15

○ ドジャース 3x-2 レッズ ●
<現地時間5月19日 ドジャー・スタジアム>

ロサンゼルス・ドジャースが延長戦を制して3連勝。大谷翔平選手(29)が移籍後初のサヨナラ安打を放った。

ドジャースは4回裏、アンディ・パヘスの5号2ランで先制に成功。しかし、1点リードの7回表、2番手ライアン・ヤーブローが四球と失策、申告敬遠で一死満塁のピンチを迎え、3番手アレックス・ベシアを起用するも、同点の押し出し四球。この後は両チーム得点することはできず、延長タイブレークへ突入した。

そして同点で迎えた10回裏、二死一、二塁の好機で大谷が5度目の打席入り。レッズ守護神ディアスに2球で追い込まれながらも、カウント1-2から内角低めのフォーシームを捉え、一二塁間を破るサヨナラ適時打。自身4年ぶり、ドジャース移籍後初となるサヨナラ打でチームを3連勝に導いた。

ドジャースはレッズとの4連戦に勝ち越し、今季最多の貯金15。試合前に昇格し、10回表を三者凡退に抑えたアンソニー・バンダが移籍後初勝利を手にした。次戦は13連戦の最終カード、同地区4位のダイヤモンドバックスを本拠地に迎えての3連戦。日本時間21日の初戦には山本由伸の先発登板が予定されている。

この試合の大谷は4打数2安打、1死球、1三振の内容。4試合ぶりのマルチ安打を含む3出塁を記録し、今季成績は打率.353、OPS1.081に上昇。打率部門のMLB全体トップに再浮上した。

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