小高産ワイン4年目、コヤギファーム スパークリングも新登場

小高産ワインをPRする三本松さん

 南相馬市小高区のコヤギファームが、小高産のブドウを使ったワインの販売を始めて4年目を迎えた。代表の三本松貴志さん(50)は「南相馬のワインはここだけ。ぜひ楽しんでほしい」とPRしている。

 今年は白1種類、赤2種類に加え、初めてスパークリング1種類も発売した。スパークリングは甘いイチゴのような香りが特徴で、アルコール度数は9%と低め。三本松さんによると、どんな料理にも合い、冷やして飲むのがお勧めという。

 同社は同市小高区小屋木地区の元牧草地などで約7千本のブドウを栽培している。今年は昨年より400本多い約2300本のワインを出荷できるようになった。1月には敷地内に販売店舗が完成し、三本松さんは「今後もお酒を通して地域を盛り上げていきたい」と意気込む。

 ワインは750ミリリットル入りで赤と白が2800円。スパークリングが3300円。同社の店頭で販売している。営業時間は午前10時~午後4時。日曜日定休。住所は南相馬市小高区上根沢字堀込10。

© 福島民友新聞株式会社