中国・遼寧自由貿易試験区の新規登録企業数、開設7年で10万社超す

中国・遼寧自由貿易試験区の新規登録企業数、開設7年で10万社超す

大連港大窯湾港区で作業する自動レール搭載ガントリークレーン。(資料写真、大連=新華社記者/崔師豪)

 【新華社北京5月20日】中国遼寧自由貿易試験区は2017年の開設から7年が経ち、新規登録企業数は10万社を上回り、登録資本金は2兆元(1元=約22円)を超えた。遼寧省商務庁の担当者がこのほど、同省政府新聞(報道)弁公室の記者会見で明らかにした。

 それによると、外資導入額は累計で49億9千万ドル(1ドル=約156円)に上り、税収の年平均伸び率は10.5%、固定資産投資の年平均伸びは12.9%となった。

 これまでに遼寧の特色ある改革イノベーション成果を7回にわたって207項目打ち出し、省政府の名目で省全域に普及した。うち、実践効果の高かった16項目については、国務院の許可を得て、全国に普及されている。

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