特急・新型やくも 駅構内で人に接触 ホーム上から線路内に侵入…非常ブレーキ間に合わず JR伯備線、特急など8本運休

岡山県総社市のJR伯備線・美袋駅構内で、20日午前、特急やくもが、ホーム上から線路に侵入した人と接触する事故がありました。

JR西日本中国統括本部によりますと20日午前7時15分頃、特急やくも2号(出雲市駅発・岡山駅行き 4両編成・乗客約120人)の運転士が岡山県総社市内のJR伯備線・美袋駅を通過中、ホーム上から線路に侵入する人影を認めたため非常ブレーキを使用しましたが、間に合わず接触して停車しました。

このため総社駅~備中高梁駅間の上下線で運転を見合わせていましたが、下り線は午前8時26分に運転再開。

上り線は、警察の現場検証と安全確認を終えた午前9時30分に運転を再開しました。

この事故の影響で、特急やくも号2本を含む上下線8本が運休。特急やくも号5本を含む上下線9本に最大140分の遅れが出て、2200人に影響が出ました。

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