ピジョンが実現を目指す「赤ちゃんにやさしい未来」のための早期教育プログラムが今年も開催

ピジョン株式会社は「赤ちゃんにやさしい未来」を実現するべく、社会全体で育児を考え赤ちゃんにやさしい行動に繋げるための取り組みとして、日本全国の中学生を対象とした「赤ちゃんを知る授業―赤ちゃんにやさしい未来のために―(以下:赤ちゃんを知る授業)」を2021年9月より実施中。

受講生徒からの満足度も高い本プログラムを、今年も開始しました。

ピジョンが子育てへの理解を深めるべく中学生を対象とした「赤ちゃんを知る授業」を今年も実施

現代の多くの夫婦が出産・育児のし辛さを感じており、その大きな要因の1つが「育児に対する周囲の理解不足」であるという声があります。

こども家庭庁による調査でも「働いている時」「公共交通機関を使った時」「スーパーやショッピングモール、お店に行った時」など、様々な場面で育児における不便を感じたり、周囲からの理解・配慮が欲しかったと回答。

また厚生労働省によると、日本における2023年の出生数は75万8,631人で過去最少となり、8年連続で減少し続けていることも分かっています。

国立社会保障・人口問題研究所による調査では、一人っ子の割合も増加し続けているそうで現在では約2割となり、赤ちゃんや子育て中の両親が身近にいない環境下で大人になる子どもも増えているそう。

こうした状況を受け、ピジョンは子どもたちへの「早期教育」こそが「育児に対する周囲の理解不足」の解決に繋がると考え、赤ちゃんについて学ぶことで興味・関心を持ってもらい、自分に出来ることを考え行動に繋げる機会を提供すべく、中学生を対象とした「赤ちゃんを知る授業」を2021年から開始しました。

ピジョンの「赤ちゃんを知る授業」は、先生が本授業を実施するための教材を日本全国の中学校に無料で提供しており、一部の学校には「出前授業」としてピジョン社員が学校に赴き授業を実施。

毎年度多くの応募があり、取り組みを開始した2021年9月から2024年3月までで合計約370校、約31,000名(うち出前授業は8校)の生徒へ授業を提供しているそう。

そして今年度も約150校での実施を予定しており、5月より授業を開始します。

授業では赤ちゃんにまつわる様々なことを学んでいく

「赤ちゃんを知る授業」では、まず自身が赤ちゃんだった頃の印象的な出来事やエピソードを思い返し、かつては自身も赤ちゃんだったことを生徒たちに認識させることで、赤ちゃんをより身近な存在として感じられるようになっています。

そして赤ちゃんは、様々な状態や環境で生まれてくるものの、全てかけがえのない存在であること、たくさんの人たちに支えられて成長することを知り、赤ちゃんが泣く意味やなぜよく寝るのか、といった行動の疑問や特徴を学びます。

そこで自分に出来ることを考えさせ、一過性の授業で終わらせるのではなく、社会の一員として生徒たちが主体的に出来ることを考え行動に移すきっかけを与えます。

また、一部の中学校ではピジョン社員が出向き出前授業を実施。

「赤ちゃん人形の抱っこ体験」「妊婦ジャケットを装着した妊婦体験」「ベビーカーの走行体験」等を行い、赤ちゃんと家族についてより深い学びの機会を提供しています。

「赤ちゃんを知る授業」で中学生の多くが子育てへの興味・関心を高める結果に

本授業を受けた生徒へのアンケートによると、赤ちゃんに対する興味・関心があると答えた生徒の割合を授業の前後で比較すると、約17ポイント上昇。

授業を受けたほぼ全て(95.6%)の生徒が、赤ちゃんを育てるためには周りの人の協力が必要だと認識したことが分かりました。

また、「赤ちゃんを見かけたときに、あなたが赤ちゃんにできることがあると思いましたか?」という問いに対し、9割以上(90.1%)の生徒が自分にも出来ることがある」と答え、生徒自身にも出来る手助けがあると知るきっかけづくりとなったことが明らかに。

中学生という若い頃から子育ての大変さや手助けの必要性を学ぶことで、ピジョンは育児への理解を広めています。

生徒たちからは、

「子育ては大変だと改めて思った。私たちにも助けられる場面があると分かった。」
「この授業のことを活かしながら妊婦さんや子ども連れの方に接していきたい。」
「赤ちゃんの命は尊い。妊婦さんは頑張っている。」

といった声が寄せられ、子どもたちが赤ちゃんの特徴や子育てに奮闘する親たちの悩みを理解し、自身に出来る手助けを考えるきっかけとなっているようです。

全ての赤ちゃんがありのままに輝ける世界の創造を目指すピジョンについて、その活動・取り組みについて詳しく知りたい方は、公式サイト等をご参照ください。

ピジョン:https://www.pigeon.co.jp/

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