登山客が新緑の雄大な風景を堪能 盛岡・姫神山で山開き

岩手山と新緑を背に、岩場を登る登山者=19日、盛岡市・姫神山

 20日は二十四節気の一つ「小満(しょうまん)」。草木が成長して生い茂る頃とされる。19日の県内は高気圧に覆われて晴れ、「やま開き」を迎えた盛岡市の姫神山(1124メートル)では登山客が雄大な風景を堪能した。

 同市玉山馬場の一本杉登山口で県内外の愛好家約400人が安全を祈願し、一斉に頂上を目指した。絶好の登山日和となり、新緑の景色を楽しみながら歩を進めた。

 盛岡地方気象台によると、20日の県内は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の見込み。

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