米大統領選、不公正な結果なら受け入れず=共和上院議員

[ワシントン 19日 ロイター] - 11月5日の米大統領選で共和党の副大統領候補の一人とされるマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)は19日、選挙結果が「不公正」なら受け入れないと述べた。

ルビオ氏は、NBCの番組「ミート・ザ・プレス」で、「何があっても選挙結果を受け入れるつもりか」との質問に、「何があってもではない。不公正な選挙であれば、両陣営ともに争うことになると思う」と述べた。

複数の世論調査によると、トランプ前大統領は一部激戦州でバイデン大統領に対し優位に立っているが、同氏と側近らは本選敗北に備え、結果に異議を申し立てるための準備を進めているという。

トランプ氏は最近のインタビューで、選挙結果を受け入れると明言せず、2020年の選挙で使った戦略を強化している。前回選挙の敗北は不正が原因と虚偽の主張を展開し、21年1月6日の支持者らによる連邦議会襲撃のきっかけになった。

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