92歳の大村崑、いつも階段で手を差し伸べられるも「55歳の体力を持っている!」

イベントに出席した大村崑【写真:ENCOUNT編集部】

出演映画イベントに出席「いつまでお仕事いただけるか分からないですが」

現在92歳の俳優・大村崑が20日、二子玉川のショッピングモールで行われた映画『お終活 再春!人生ラプソディ』(5月31日公開)&楽天シニア再春フェスティバル 2024に出席した。

「人生を楽しもう」というメッセージが詰まった本作と、「楽天シニア再春フェスティバル~ダレデモ人生100年時代、健康に楽しもう!」がコラボしたイベント。

大村はイベント開始前の前説に勝俣州和と共に出席すると「90歳を過ぎるとみなさんすごく親切になるんですよ。階段でも必ず手を差し伸べてくれる。でも僕は92歳で55歳の体力を持っているんです」と発言し、すたすたと軽快に歩く姿を披露する。

会場がどよめくと大村は「僕は5年半鍛えているんです」と語ると「特に下半身、足腰を鍛えると若くなる。それまでは転んだりひっくり返ったりしていたのですが、いまは怪我一つしないんです」と胸を張る。

続けて大村は「歩き方のコツはかかとから着地するんです」とデモンストレーションすると「いまは40キロの重さの棒を担いで、10回スクワットを3セットやっています」と92歳とは思えないような筋トレを行なっていることを明かすと会場からは歓声が。

また大村は「92歳、たった一人の喜劇役者になってしまいました」とつぶやくと「いつまでお仕事いただけるか分からないですが、10年近く日本舞踊をやっていたので、女形の経験はある。上品なおばあちゃんの役をやってみたい。人生最後にね」と語る。

すると、この日大村は共にイベントに登壇した松下由樹、凰稀かなめ、勝俣から「何言っているんですか! まだまだですよ」と突っ込まれ笑顔を見せていた。

本作は、「人生百年時代」を迎え、新しい「お終活」を提唱し、シニア世代に笑顔と勇気を与えた『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』に続くシリーズ第2弾。前作から1年後を舞台に、青春ならぬ“再春”がテーマに、若かりし頃にやり残したことに挑む姿を描く。ENCOUNT編集部

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